嫌なことを子に頼む親って…
仕事をしていると、お義父さんが近づいて来て
『頼みたいことがあるんだけど。』
迂闊だった…。
どうせ、ろくでもない頼みごとなのは違いない。
なので、いつも近寄らない様にしているし、近づいてきたなと思ったら、逃げる様にしている。
しかし、今日は油断した。
というか、計画的に始めから頼むつもりで、言うタイミングを見計らって居たようにしか思えない。
そんな風に攻められたら防ぎようが無い。
覚悟を決め、頼みごとの内容を聞いた。
『ゴミを焼却センターまで持って行って欲しい』
そう言えば、仕事をしないで、誰にも頼まれてもいない小屋の解体をしていた。
誰にも頼まれていない事をやって、更に人を使うってどんだけ邪魔してんだよ。
ついでに言うと、こっちは仕事中。
どういう神経してんだこいつは。
最近何となく感じてきたんだが、この家の人たちって、『お金を生み出そうが、そうじゃなかろうが、とりあえず動いている人は仕事を一生懸命している。』と思っているように感じている。
私が、PCで何かやっていると、『暇してんなぁ』って思われてると思う。
『貧乏暇無し』
『時は金なり』
この家に来て、一日たりともこの言葉が思い浮かばない事は無い。
とにかく無駄な動きが多すぎる。
今回のお義父さんだってそうだ。
何で、仕事してる人間を捕まえて、自分でやろうとしない。
そう、その理由を聞いてがっかりした。
『ゴミを持ち込み過ぎて、目をつけられてるから、行きたくない』
ようは
『自分は嫌だから、お前やって』
って事。
頭オカシイとは思ってはいたけれど、自分が嫌なことを、義理の息子にまでやらせるとは…。
まぁ、私からしたらゴミを出しに行くぐらい大した案件ではない。
受付で、少しぐらい小言を言われるぐらいなんて事無い。
別に悪いことをしている訳でもない。
それなのに、お義父さんは行きたくないから、お前行ってくれと頼む。
もう腹が立ってしょうがない。
60歳超えたオヤジが、少し小言を言われるのが嫌でゴミ出しにイケないっても情けない。
『別に人を殺したり、DVしたりじゃ無いから良いじゃない』と思う方もいるだろう。
そりゃ、そうだ、下を見ればきりがない。
しかし、我が家は至って平和な家庭だ。
その中で、こういうおかしなヤツがいるのは非常に厄介な事なのだ。
小さな事だとは思うが、自分のほんとうの父親なら喧嘩だ。
『頼まれてもいない、むしろヤルなって仕事をやって、人を使うってありえなーから!責任もって一人でやりやがれ!』
って思うんだけどなぁ。
本当に情けない・・・。
でも、お願い聞いてあげたから、こっちからもお願いしてみる事にした。
次、オレにお願いごとしたら最後だと思えよ。
とびっきりのお願い考えておいたからな(*´ェ`*)